こだわりの干物

手開きによる加工

手開きによる加工

大半商店ではすべての魚を手開き加工しています。
現在は機械による加工をしている干物工場が大変増えましたが、魚といえどもすべてが同じ形をしているわけではありません。そのため細部にこだわるとどうしても機械では納得できない部分が多く、機械の使用をしていません。実は機械の導入経験はあるんです。
今は作業場の片隅で眠っています。

塩漬け〜干し作業

塩漬け〜干し作業

腹に残っている内臓や骨に添った血線をブラシやバキュームというものを使って取り除きます。そうしてやっと塩汁(しょっつる)に漬けることができるようになります。
大半塩汁の味付けは塩のみです。余計なものは一切入れないのもこだわりなんです。塩の漬け時間も種類、サイズ、脂の乗り具合などで全て違いますので漬時間・塩加減を職人が調整します。

浜風に近い冷風乾燥

浜風に近い冷風乾燥

創業当時は小田原の御幸が浜にて天日干しを行っていました。しかし神奈川県では現在条例で天日干しが禁止され、今では機械による乾燥をしています。
実際に排気ガスや害虫・天候などのことを考えると機械の方が衛生的かつ安全です。さらに、機械では浜風を再現しようと風の温度上げずに乾燥しています。 温度を上げれば簡単に乾燥できるんですが 時間をかけて乾燥することによってジューシーで味わい深い干物を作っています。

梱包センターで1つ1つ大切に包装

梱包センターで1つ1つ大切に包装

ここでは製造段階で発生したキズひものや、サイズ・脂度等製品規格をクリアしない商品を専属のチェックマンがふるい落とします。お客様に安心安全の美味しい商品をお届けするために私たちは日夜努力を惜しみません。 頑張れ半兵衛!!